眠れない時は
いろいろなことがよぎります
小さい頃、
夏の明け方4時くらいの
真っ青な空気の色が大好きで
布団の中からよく
磨りガラス越しの青をじーっと見ていました
小さい頃、
とてもきれいな色の
悲しい夢を毎日見ていて
あんまりきれいだったから
今でも覚えている夢がいっぱいあります
中でもいちばん好きな夢は
友達の家に行きたくて
青い森を歩いています
木は真っ白
道も真っ白
空気は青
真っ白な大きい岩を見つけます
中は洞窟になっていて
窓みたいにあいた小さい穴から
青い光がこぼれています
中を覗くと
真っ白い象の親子が
寄り添って横たわっています
お母さん象は、
苦しそうに目を閉じていて
もうすぐ死んでしまうのだと
わたしにはわかります
子象にもわかっています
子象はただただ
もうすぐ死んでしまうお母さん象に
ぴったり寄り添っています
お母さん象の目から
青いキラキラの涙が落ちます
わたしは象の親子を助けてあげることもできず
何とも言えない心持ちで
またお友達の家を探して
青い森を歩いて行きます
そんな夢をたくさん見ました
とてもきれいで
とても悲しい夢ばっかりでした
何度か絵に描いてみたけど
夢の空気感というのは
あんまりにも独特で、
描くといつもその特別な雰囲気が壊れてしまうから
誰にもあの空気を伝えられなくて
残念な思いを何度もしました
北野武の映画の
キタノブルーと言われるあの色は
カメラに青いセロファンを貼って撮るのだそうです
青は特別な色
グランブルーは
今でもいちばん好きな映画
秋の明け方の空気が青くなるのは
何時くらいかなあ
このまま起きていられたらいいな
隣では、
3日ぶりに出張から帰って来た夫が
疲れ切ってすやすや寝ています
枕元にはパッシュ
足元にはズート
たくさん寝てね。
眠れない日の徒然日記
ふっふふん。
